エージェント分析

エージェント分析について

エージェント分析とは

エージェント分析は、AI クローラーがサイトのどのページを、いつ、どのように取得しているかを調べるための分析です。JavaScript ベースの計測だけでは捉えにくいアクセスを、サーバーや CDN のリクエストログから確認します。

従来のアクセス解析との違い

人間向けの計測が想定する動作AI クローラーで異なる点
JavaScript の実行JavaScript を実行せず取得する場合がある
Cookie とセッションの維持セッション状態を維持しない場合がある
ブラウザでの回遊専用クローラーでコンテンツを取得する
一定の閲覧パターン検索・学習・リアルタイム回答など目的によって変わる

AI アクセスを捉える仕組み

  • サーバー側で取得:インフラが処理したリクエストをログとして収集します。
  • CDN と連携:キャッシュから返したリクエストも CDN 側で観測します。
  • クローラーの識別:User-Agent に加え、IP や DNS などの検証方法を組み合わせます。
  • 集計と分析:収集したログを時刻、ページ、クローラーで比較します。

取得範囲は配信元とログ設定に依存します。オリジンサーバーだけのログでは、CDN キャッシュで完結したリクエストを観測できない場合があります。

対象となる AI プラットフォーム

AI プラットフォームには OpenAI、Anthropic、Google、Perplexity、Microsoft、Apple、Meta、DeepSeek などがあります。クローラーごとに識別方法と確度が異なるため、クローラー検証を確認してください。

導入方法

CDN との連携

CDN を利用しているサイトでは、CDN のログ配信機能から接続します。キャッシュに到達したアクセスも含めて観測でき、プロバイダーごとのログ形式を利用します。

CloudflareLogpush または Worker の条件を確認します。
VercelConnectable Account の設定を確認します。
Amazon CloudFrontData Firehose でログを配信します。
FastlyHTTPS ログエンドポイントを設定します。

サーバーから直接連携する

CDN を利用しない場合は、サーバーログを カスタム連携 の形式で送信する方法を確認します。インフラに固有の要件がある場合は、ログ取得位置と必要なフィールドを先に整理します。

主な分析項目

AI クローラー分析

  • クローラーの識別と分類
  • クロールイベントの時系列
  • アクセスパターンと傾向
  • ページの取得範囲と未取得箇所

パフォーマンス指標

  • レスポンス時間
  • コンテンツへのアクセス可否
  • キャッシュの利用状況
  • AI アクセスの地域分布

はじめる